「安全で効果的なホワイトニングとは?」と題して、前編ではホワイトニングの基礎知識を紹介してきました。中編ではさらに深く踏み込んで、みなさんが最も気になる「ホワイトニングの効果」に焦点を当てていきます。
ホワイトニングの効果
ホワイトニングの効果は、美しい歯で自信をつき、思いきり笑顔になれることですが、副次的な効果として、自分の歯に対する関心が高まることで、口腔衛生管理、特に歯磨きを始めとする日常のセルフケアをしっかり行うことにつながるという点があります。さらにホワイトニング処置後に歯の白さを保つため、定期的に歯科クリニックへ通院する方も多く、それが歯の健康寿命にとって非常によい習慣となるのです。
では、実際にホワイトニングを行う場合、具体的にどれほど効果があるのかについてご紹介していきます。
何回でホワイトニングの効果が表れるのか
ホワイトニングの効果は個人差が大きく、着色の度合いやホワイトニングの種類などによっても漂白しやすさに違いが出てしまうものです。そのため、「何回行えばこれだけ白くなります」と明言しにくいのが実際のところ。
参考として、渋谷・宮益坂の近藤クリニックでは、オフィスホワイトニングで希望の白さになるまでだいたい5~6回通う方が一番多く、少ない方では3回、最も多い方で10回以上通う方もいらっしゃるそうです。ホワイトニング治療は1回行うと、次回までに数日空ける必要があるため、コンスタントに通院できた場合1か月ほどで希望の白さになる方が多いと言えます。
また、ホームホワイトニングでは2週間ほど継続するのが一般的ですが、ホームホワイトニングは効果を実感するまで時間がかかるケースが多いため、1か月以上継続する方も少なくありません。
本来人間の歯の色は真っ白ではなく薄く黄色味がかっているのが自然です。メディアに出ている有名人のなかには不自然に真っ白にしている方もいますが、その場合は「ラミネートべニア」という白い被せものを使用していることもあります。どれくらいの白さが適切なのか、歯科医師に相談しながら回数を決めていくのがよいでしょう。
ホワイトニングの持続期間
ホワイトニングの持続期間は、日々のケアによって大きく差が出ますが、渋谷・宮益坂の近藤クリニックの例では、オフィスホワイトニングは3か月~6か月、ホームホワイトニングの場合は1年ほど白さが持続することが多いです。なぜ違いが出るかというと、オフィスホワイトニングは歯の表面のエナメル質を漂白するだけなので、色が戻り一方で、ホームホワイトニングは内側の象牙質の黄ばみから徐々に白くするため、時間がかかる分戻りにくいというわけです。
いずれも数か月程度で色が戻ってしまうため、持続するためのケアが非常に重要になります。
ホワイトニング効果を持続させる方法
ホワイトニングの持続期間を伸ばすためには、日々のケアが重要です。ここでは、渋谷・宮益坂の近藤クリニックで進めているホワイトニング効果を持続させる方法をご紹介しますので、できることから取り入れてみましょう。
着色しやすい飲食を控える
まず大切なのが、歯の変色の大きな原因であるステインを付着させないこと。特にホワイトニングのあとは、色素の強いものは控えるように気を付けましょう。控えたい食べ物・飲み物は以下です。
- コーヒー、紅茶、赤ワインなどの色の濃い飲み物
- カレー、ソース、ケチャップなど調味料
- チョコレート
- レモン、お酢などの酸性の強いもの
- 納豆、豆腐、豆乳(イソフラボンはポリフェノールの一種なので着色の原因となる)
このように、基本的には色の濃いものを避けるのがベターです。イメージとしては、白い洋服にしみがつくと取れにくそうなものは避けるとわかりやすいかもしれません。例外的に豆腐や豆乳は白いため、注意が必要です。
食事のあとの歯磨きを徹底
着色の原因となる色素は、もし歯についてしまってもすぐに沈着するわけではありません。そのため、先ほどご紹介した食べ物・飲み物を口にしてしまっても、食後に歯磨きを行えば着色を予防することができます。また、口腔内を清潔、健康に保つためも、食後に毎回歯磨きを行うことは効果的です。
渋谷・宮益坂の近藤クリニックでは、歯磨きをしすぎるとホワイトニングの薬剤が除去されてしまい、逆効果なのではないかという質問を受けることがありますが、そのような心配は不要です。ホワイトニング剤は歯に浸透することで着色の原因となる色素を分解して白くするため、コーティングがはがれるということはありません。安心してしっかり歯磨きを行ってください。
また、外出先などで歯磨きができない場合は、口内を水でゆすぐだけでも効果があります。食事の直後は必ず口をゆすぐことを習慣にするとよいでしょう。
禁煙・減煙
タバコのタールやニコチンに含まれる色素は、歯の着色汚れの大きな原因になります。ホワイトニングの効果を持続するためには、喫煙を控えたほうがよいでしょう。喫煙は口臭や歯周病の原因にもなるため、ホワイトニングを機に禁煙にチャレンジするのをおすすめします。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
日々の歯磨きには、ホワイトニングに効果のある成分が配合された歯磨き粉を使用するとよいでしょう。トリートメント剤や、歯のコーティング剤が配合された歯磨き粉など、様々なタイプがありますが、「分割ポリリン酸」という成分が配合されている歯磨き粉はステインを防ぐ効果が期待できます。歯科クリニックでもおすすめの歯磨き粉があるかもしれないので、歯科医に相談してみるとよいでしょう。
渋谷・宮益坂の近藤クリニックでは、ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトが配合された「アパガードリナメル」をはじめ、松風の「メルサージュ ホワイトニングケア」、ライオンの「ブリリアントモア」という歯磨き粉を推奨しています。いずれも歯科専用の審美歯磨き粉として販売されており、近藤歯科クリニックでも購入できます。ご要望の場合はお問い合わせください。
クリニックで定期検診を受ける
オフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも、クリニックでの定期健診は非常に重要です。プロの手でしっかりクリーニングすることで、白さを保つことができるだけでなく、歯周病や口臭を予防できます。歯石や歯垢が付着していてはホワイトニングの効果が発揮できないため、渋谷・宮益坂の近藤クリニックでは2~3か月に1度は定期検診に通うことをおすすめしています。
ホワイトニングでお悩みの方は、“選ばれる歯科医”渋谷・宮益坂の近藤歯科クリニックへ
渋⾕・⻘⼭エリアにお住まいの方、お勤めの方を中心に、多くの皆さまの⻭とお⼝の健康を⾒守り続ける近藤歯科クリニック。その大きな特長となっているのが、患者様からのご紹介、口コミで受診される方が多いこと。広告や営業活動はせずとも、開業から20年の間 “選ばれる歯科医” であり続けることに感謝を忘れず、⼀⼈ひとりの患者様に丁寧な診療を⼼がけています。ホワイトニングでお悩みでしたら、ぜひ話を聞かせてください。渋谷・宮益坂でお待ちしています。